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離島に「希望の文字」を運ぶ兵士
07/04/2026 17:00
(VOVWORLD) -都市の喧騒を離れ、個人の幸せを後回しにして16年。チャン・ビン・フック中佐は、カマウ省ホンチュイ島で「慈愛の教室」を静かに築き上げ、本土から遠く離れた子供たちの未来に光を灯し続けています。
離島に「希望の文字」を運ぶ兵士
チャン・ビン・フック中佐は、ホンチュイ島に自ら留まり、子供たちの教育支援に尽力している。(写真:Huyền Trang/VOV5) グエン・ゴック・フオンさんとキム・ホアン・カンさんは、ベトナム南西部の重要な前方拠点の一つであるホンチュイ島で生まれ育った子供たちです。 二人は学年こそ違いますが、国境警備隊のフック中佐が直接教鞭を執る「特別なクラス」で共に学んでいます。それは、ホンチュイ国境警備駐屯地が運営する「慈愛の教室」です。現在、1年生から5年生までの11人が在学し、4つの習熟度に分かれています。山腹にある小さな教室には、3つの角に黒板が掲げられ、机は背中合わせに配置されています。生徒たちはそれぞれの黒板に向かって課題に取り組んでいます。 フック中佐は次のように語りました。                (テープ) 「私のクラスは、複数の学年を同時に教える形式です。通常は二つの学年を組み合わせますが、ここではそれ以上の学年を一度に教えています。これを実現するには、深い知識はもちろん、高度な指導技術が求められます。教え子たちが基礎をしっかりと身につけ、本土の学校に編入しても周囲に遅れを取らないことはは長年活動を続けてきた私にとって最大の誇りです」 ホンチュイ国境警備隊が運営する「愛情クラス」の生徒たち(写真:Huyền Trang/VOV5) 2010年にホンチュイ島へ赴任して以来、フック中佐は「子供たちに読み書きを教えたい」という強い願いを抱き続けてきました。ホーチミン市国家大学人文社会科学大学を卒業したものの、教育学が専門ではなかったため、本土の教師から助言を仰ぎ、夜遅くまで自習を重ねて指導案を作成する日々を送りました。専門的な困難だけでなく、島民の意識を変えるのにも2年の歳月を要しました。「軍人が子供たちに教育を授け、明るい未来を切り拓ける」という信頼を勝ち取るために、粘り強く説得を続けたのです。 (テープ)
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