EUの首脳会議は16日までの2日間、本部があるベルギーの首都ブリュッセルで開かれ、ウクライナのゼレンスキー大統領も出席しました。
会議ではウクライナの独立と主権を守るため、加盟国が防空能力の強化など必要な支援を続けていくことを確認しました。
EUのフォンデアライエン委員長は会議のあとの記者会見で「公正で持続可能な平和が実現されるまで、ウクライナを支援し続けるのが私たちの責務だ」と述べ、支援を緩めない姿勢を強調しました。
また、首脳会議では、アメリカのトランプ大統領が、ロシア産の軽油に対する制裁を一部解除したことについて、遺憾だとする文書を採択しました。
ゼレンスキー大統領は記者会見で、「軽油の合意のあとは、ガスの合意が間違いなく続くだろう」と述べてトランプ政権の対応に強い不満を示しました。
さらに、会議の採択文書では、トランプ政権がICC=国際刑事裁判所を制裁対象に指定したことをめぐっても「大変残念だ」として、「必要なあらゆる措置を講じる用意がある」としています。
EUは、第3国が決定した制裁措置にEU域内の企業などが従うことを禁止する「ブロッキング規則」の適用に向けた準備を進め、アメリカとの対話の状況をみながら判断する見通しです。(NHK)






