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タイ族の「サンカン儀式」とは
11/04/2022 09:00
(VOVWORLD) - ベトナムで人口が3番目に多い少数民族タイ族は全国各地に暮らしていますが、西北部の省と北中部のゲアン省、タインホア省に集中しています。その中で、ゲアン省とタインホア省に暮らすタイ族の伝統的な儀式「サンカン(Xang Khan)」は2017年9月に国の無形文化遺産として認められました。
祈祷師(赤い服)の主宰による「サンカン儀式」 「サンカン儀式」は、神様とコミュニケーションができるとされる祈祷師が自らの先祖と恩師に感謝の気持ちを表すために行う「先祖を祀る儀式」から生まれたものです。タイ族の祈祷師は村の信仰に関する儀式や行事などを主宰する人であり、漢方治療ができるため村の漢方医でもあります。祈祷師の治療を受けて病気が治った人はその祈祷師を養父母と見なし、養父母に感謝の気持ちを表すために、「サンカン儀式」に参加します。その意味で、この儀式はタイ族の感謝祭であると言えます。ゲアン省クイチヤウ県チヤウホアン村に暮らす祈祷師ル・ヴァン・スアンさんは次のように語りました。 (テープ)