COP17第17回国連気候変動枠組み条約締約国会議は6日から閣僚級会合に入りました。ベトナムからは資源環境省のチャンホンハー副大臣率いる代表団が参加しました。2013年以降の温暖化対策の国際的な枠組み「ポスト京都議定書」を巡る議論が本格化します。

これを機に、ベトナム代表団はアメリカ、日本、オーストラリアなどと2者会談を行います。

 なお、温室効果ガスの4分の1程度をカバーする京都議定書は、2012年で期限が切れます。日本の立場は、この期限が切れた後には参加せず、世界の排出量の50%近くを占める中国、アメリカ、インドを含めた新たな枠組みを求めています。しかし、先進国の責任として、京都議定書の延長を求めている新興国・途上国と、そして世界全体の枠組みを求めている先進国との差は大きく、この根本的な対立構造がほぐれないままCOP17が始まっています。

4日間の日程で、「京都議定書の延長」か「新たな枠組み」での合意がなければ、排出を抑える仕組みのない「空白期間」が生まれます。各国の対立が大きいなか、実際の会議はこの空白期間を回避する神経戦になりそうです。