アメリカ駐在のVOV特派員によりますと、イランは戦争を望んでいないものの、いかなる挑発行為に対しても強く、断固として対応する構えです。
この発言は、イランのマスード・ペゼシュキアン大統領が8月31日、キルギスで開かれるSCO=上海協力機構首脳会議を前に行ったものです。
ペゼシュキアン大統領は、地域の不安定化と混乱は、いかなる国にとっても利益にならないと強調しました。そのうえで、地域各国に対し、安全保障と発展を確保するため、ともに取り組むよう呼びかけました。
ペゼシュキアン大統領は、現在の問題を解決する道は対話と協力にあるとし、不安定化と紛争の拡大を防ぐため、あらゆる資源を活用する必要があるとの考えを示しました。
この発言は、アメリカ軍がイランのララク島を攻撃し、ホルムズ海峡という戦略的な海上交通路で、この1か月間で初めて両国の武力衝突が起きた後に出されました。
その後、イランは、アメリカ軍が使用していると主張するヨルダンとUAE=アラブ首長国連邦の基地を攻撃して、報復しました。
イラン国営メディアによりますと、アメリカの攻撃により2人が死亡し、多数が負傷しました。ただ、死傷者が兵士なのか民間人なのかは、現時点では明らかになっていません。
一方、アメリカ側では、南部ノースカロライナ州アッシュビルで開かれたG20財務相・中央銀行総裁会議で、スコット・ベッセント財務長官が、アメリカはイランに対する封鎖を維持し、経済的圧力を強めていくと述べました。
それによりますと、アメリカ財務省は今後、毎週のように新たな二次制裁を発表する可能性があり、当面は、イラン関連の取引処理を続ける銀行を重点的な対象とする見通しです。






