
NHKによりますと、ロシアで来年3月に予定されている大統領選挙の前哨戦とされる下院選挙の投票が、日本時間の4日朝、極東地域で始まり、このあと西へ向かって、順次投票が行われます。
ロシアの下院選挙は、プーチン首相が率いる与党の「統一ロシア」や、最大野党の共産党など7つの政党が、450の議席を比例代表制で争います。ロシアは国内で9時間の時差があるため、投票は極東地域から順に行われ、極東最大の都市ウラジオストクでは、現地時間の4日午前8時に投票が始まりました。この地方の選挙管理委員会によりますと、投票開始から2時間後の投票率は4.24パーセントで、4年前の前回選挙よりも2ポイント以上低くなっています。
また北方領土を管轄するサハリン州のユジノサハリンスクでも、雪が降りしきるなかで投票が行われ、投票を終えた50歳の男性は「国には年金と医療の改革に取り組んでほしい」と話していました。
今回の選挙では、与党・統一ロシアの党首でもあるプーチン氏の人気にかげりが見え始める一方、野党・共産党が政権側に対する批判を取り込んで支持を伸ばす見通しで、統一ロシアが、これまでのように憲法改正も可能な300を超える議席を維持するのは難しいとみられています。投票は日本時間の5日午前2時まで行われ、即日開票の結果、5日午前中には大勢が判明する見通しです。





