サウジアラビアでは、隣国イエメンの反政府勢力フーシ派との間で攻撃の応酬が続いていて、アメリカの国務省は現地に滞在する一部の政府職員などに対し、退避命令を出したと明らかにしました。
サウジアラビアの国営通信は21日、東部にある国営石油会社「サウジアラムコ」の関連施設を狙った無人機による攻撃があったとエネルギー当局の関係者の話として伝えました。
無人機は迎撃され施設の操業自体に影響はありませんでしたが、フィリピン国籍とネパール国籍のあわせて2人が死亡したほか、施設の敷地外で作業していた関連業者の車両が被害を受けたとしています。
また、サウジアラビアの航空当局は東部にあるキング・ファハド国際空港が21日、攻撃を受け、1人が死亡、8人がけがをしたと発表しました。
アメリカ国務省のピゴット報道官は21日、SNSで、サウジアラビア国内に滞在する一部の政府職員とその家族に対し、退避命令を出したと明らかにしました。
ピゴット報道官は投稿で「イランの支援を受けるフーシ派は民間空港やそのほかの重要なインフラ施設への攻撃を含むサウジアラビアへの敵対行為を続けている。民間人に死傷者を出しているほか、深刻な交通混乱を引き起こしている」として警戒を呼びかけています。(NHK)





