会見で、フン首相はベトナムとスイスが外交関係樹立55周年(1971年10月11日~2026年10月11日)を迎えるこの時期に行われているスイス大統領夫妻の今回のベトナム訪問を歓迎した上で、今回の訪問が両国関係の新たな章を開くものになるとの考えを示しました。特に、ベトナムと欧州自由貿易連合(EFTA)との自由貿易協定の締結は、両国関係の発展にとって重要な意義を持つと強調しました。
また、同協定の締結に向けてスイスが積極的な役割を果たしたことを評価し、協定の早期発効に向けて双方が連携するよう呼びかけました。さらに、金融・銀行、製造業、バイオテクノロジー、医薬品、イノベーションなどの分野で、スイス企業や投資ファンドによるベトナムへの投資拡大を奨励するよう提案しました。
また、フン首相はベトナムにおける国際金融センターの整備に向け、スイスの経験の共有と支援を行うことや世界の主要な金融センターとの連携を促進するよう提案しました。
このほか、グリーンファイナンス、投資ファンド、資産運用、暗号資産、カーボンクレジット、国際債券、フィンテックなどの分野で協力を強化することも提案しました。
一方、ギー・パルムラン大統領は、今回の訪問団には多くのスイス企業の代表者や科学者が参加しており、両国間の協力の可能性に対する強い関心と大きな期待が示されていると述べました。
そのうえで、スイスのクリプト・バレーとベトナムのイノベーション・エコシステムを連携させることを提案し、ブロックチェーン、人工知能(AI)、量子技術の分野で協力を推進していきたいとの考えを示しました。




