現地時間の22日、ニューヨークで、アメリカを実務訪問中のトー・ラム書記長・国家主席は、アメリカの外交政策協会(FPA)で政策演説を行いました。FPAは1918年に設立され、アメリカで最も権威ある外交フォーラムの一つです。
演説の中で、トー・ラム書記長・国家主席は、ベトナムの視点から3つの課題を共有しました。それらは、「世界の変化に対する責任」、「ベトナムとアメリカを、過去から現在の関係へと導いたのは何だったか」、そして「両国関係を今後さらに発展させるための共通の責任」ということです。
ベトナムとアメリカとの二国間関係について、トー・ラム書記長・国家主席は、今日の世界の変化に伴い、両国がこれまでの成果にとどまらず、より先を見据える必要があると強調し、次のように述べました。
(テープ)
「こうした大きな潜在力を実現するためには、ベトナムとアメリカの経済関係がバランスの取れた、持続可能で双方に利益をもたらす形で発展する必要があります。ベトナムは、貿易収支、市場アクセス、原産地表示、知的財産権、サプライチェーンの安全性に関するアメリカ側の関心事項を重視しており、協議に応じる準備があります。ベトナムは、善意と透明性、そして建設的な精神をもって、アメリカ側とともに残された課題を解決する用意があります。同時にベトナムは、双方にとって安定し見通しの立てやすい貿易環境を確保し、商品やサービス、投資を円滑化することを期待しています。さらに、技術協力を拡大し、ベトナム企業がバリューチェーンへより深く参入できるよう取り組んでいく考えです」
さらに、トー・ラム書記長・国家主席は、ベトナムがベトナム戦争中の行方不明米兵の捜索活動に引き続き積極的かつ効果的に協力していくと強調すると同時に、ダイオキシン汚染の除去、不発弾処理、障害者支援、戦場記録の共有、およびベトナム人戦没者の遺骨収集と身元特定に向けた「500日間キャンペーン」のためのDNA鑑定支援において、アメリカ側の継続的な協力を求めました。
(写真: Việt Cường - Quang Trung/VOV)
なお、この機に、アメリカの外交政策協会の代表は、トー・ラム書記長・国家主席に対し、責任ある国際精神を称えて「FPAのメダル」を授与しました。
トー・ラム書記長・国家主席は、FPAに深い感謝の意を表すとともに、これは、世界の平和と協力、発展、ならびにベトナムとアメリカの関係に対する、ベトナムの党、国家、国民の貢献が認められたものであると述べました。





