トランプ氏は大統領執務室で五大湖の大きな地図を背にし、名称変更は「即時発効する」と述べました。地図の一つには「五大湖をさらに偉大に」との題名が付けられ、オンタリオ湖の上には「アメリカ湖」と記されていました。
「『アメリカ湖』というのは私が長い間考えていたことだ」とトランプ氏は述べ、「我々には湾があり、湖がある。あとは海だけだ。だから大西洋や太平洋の名称変更も必要になるかもしれない。両方変えるかもしれない」と語りました。
米政府が地理的名称をどう呼ぶかについて、大統領には幅広い裁量がある一方、他国に同じ名称を使うよう強制することはできません。
トランプ氏は、米国とカナダの貿易交渉が先週決裂して以降、オンタリオ湖の名称変更を示唆していました。米国は週末、約200億ドル(約3兆2000億円)相当のカナダ製品に50%の関税を発動しました。カナダも即座に対抗し、さまざまな米国製品への関税引き上げを発表しました。トランプ氏は、カナダが譲歩しなければさらに措置を強化すると警告しています。
トランプ氏は25日、「今後オンタリオ州とはもはや多くの取引を行う見込みがない」として、オンタリオ湖の改称を真剣に検討していると述べていました。
一方、カナダのカーニー首相は27日午後、X(旧ツイッター)への投稿で、オンタリオ湖の名称の由来は400年以上前にさかのぼり、米国とカナダの建国よりも古いと指摘しました。カナダでは「永遠に」オンタリオ湖と呼び続けると表明しました。(CNN)





