テドロス事務局長は次のように述べました。
(テープ)
「本日、クルーズ船MVホンディウス号で確認されたハンタウイルス感染者と接触した最後の人物が、隔離期間を終えました。検査結果は陰性で、すでに自宅へ戻っています。5月25日以降、新たな感染者は確認されていません。したがって、WHOは今回の流行が正式に終息したことを確認します」
WHOは今後も、今回の流行の性質やハンタウイルスの特徴を明らかにするため、調査を続ける方針です。現在、国連の保健機関は関係機関と連携し、MVホンディウス号の船内で環境サンプルを採取しています。
また、ハンタウイルスにさらされた人々に関する研究を調整し、病気が進行する仕組みをより詳しく解明する取り組みも進めています。
今回の流行は、オランダ船籍のMVホンディウス号で発生しました。同船は4月1日にアルゼンチンのウシュアイアを出港し、大西洋を横断してカーボベルデへ向かう途中、複数の離島に寄港していました。
この船では、ハンタウイルス感染症により乗客3人が死亡しました。ハンタウイルスはまれなウイルスで、現時点でワクチンや特効薬はありません。
船内にいた140人以上の乗客と乗組員のうち、ハンタウイルス感染症の感染者および感染が疑われた人は、全員が隔離期間を終えています。






