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エジプトの混乱が拡大

2011/11/23 | 11:00:00
軍の暫定統治に抗議するデモが続くエジプトで、軍の最高評議会は、来年6月までに大統領選挙を実施するという民主化の日程を示しましたが、デモ隊は即座の民政移管を求めてデモを続けており、事態が収拾する兆しはいっこうに見えていません。



エジプトでの抗議デモ

軍の暫定統治に抗議するデモが続くエジプトで、軍の最高評議会は、来年6月までに大統領選挙を実施するという民主化の日程を示しましたが、デモ隊は即座の民政移管を求めてデモを続けており、事態が収拾する兆しはいっこうに見えていません。

エジプトでは先週から軍の暫定統治に不満を抱くデモ隊と、治安部隊との衝突が続いており、政府によりますと、この4日間で少なくとも28人が死亡、2000人以上がけがをしました。混乱の拡大を受けて軍の最高評議会のトップであるタンタウィ議長は22日夜、国営テレビで「軍は権力に固執するつもりはない」と述べたうえで、来年6月までに大統領選挙を実施するという民主化の具体的な日程を示しました。また現在のシャラフ首相率いる暫定政権の内閣総辞職を受け入れる一方で、今月28日から始まる議会選挙は、予定どおり実施するとしています。この声明で、軍はデモの沈静化を図ったとみられますが、カイロ中心部のタハリール広場では、声明の内容が伝えられると集まった数万人のデモ隊から、「軍は政権を去れ」などと非難の声が一斉に上がりました。デモ隊は軍が即座に民政移管に応じるよう求めて抗議デモを続けており、事態が収拾する兆しは一向に見えていません。

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