アメリカのオバマ大統領は、ミャンマー政府が政治犯の釈放を進めていることなどを受けて、来月、クリントン国務長官を現地に派遣すると発表し、民主化の進み具合を確かめたうえで、経済制裁を科しているミャンマーへの今後の対応を決めるものとみられます。
アメリカのオバマ大統領は18日、訪問先のインドネシアのバリ島で記者会見し、クリントン国務長官にミャンマーを訪問するよう指示したと発表しました。ミャンマー政府は最近、民主化運動のリーダー、アウン・サン・スー・チーさんとの会談を繰り返しているほか、政治犯の釈放を続けており、オバマ大統領は、こうした取り組みについて、「民主化に向けた道を歩み続ければ、アメリカとの新たな関係を構築できる」と述べ、評価する姿勢を示しました。また、オバマ大統領は、スー・チーさんと17日、電話で会談し、ミャンマー政府の最近の取り組みをアメリカ政府として支持していく考えを伝えたことも明らかにしました。アメリカの国務長官がミャンマーを訪問するのは56年ぶりのことで、クリントン長官は来月1日から2日間、首都ネピドーと最大の都市ヤンゴンを訪問し、政府高官やスー・チーさんとも会談する見通しです。