3260キロメートル以上の海岸線、および、チュオンサとホアンサの両群島を含め数千の島々を持つベトナムにとって、1982年国連海洋法条約は重要なものとみられています。
領海紛争問題に関し、ベトナムは常に、「あらゆる紛争も1982年国連海洋法条約を含め国際法に従って平和的措置で解決する必要がある」という立場を維持していますが、その立場に従って、1982年国連海洋法条約を領海紛争解決プロセスに効果的に活用しています。
ベトナム東部海域(いわゆる南シナ海)での状況が複雑に推移している現在、ベトナムは1982年国連海洋法条約の重要性を強調しています。
なお、1982年国連海洋法条約は、海洋法に関する包括的・一般的な秩序の確立を目指して1982年4月30日に第3次国連海洋法会議にて採択され、同年12月10日に署名開放、1994年11月16日に発効した条約であり、2019年4月末現在、168の国・地域とEU=欧州連合が批准しています。