
(テープ)
「昔のベトナムの人々は山の森から平野へと向かって、開発してゆきました。地理的に見るとザウ寺がある所は北部デルタの低い土地と高い土地の間にあります。「雲、雨、雷、稲妻」という要素は昔のベトナムの人々にとって神聖なものです。北部デルタ地域の村々では豊作を祈る「雨乞い」行事があります。それから、北部デルタ地域にはザウ寺を中心した多くの寺院や神社が広がってゆきました」

(テープ)
「地元の人々の言い伝えによりますと、「マンヌォン」(Man Nuong)という仏様と思われる仏母様が桑の木の中から、4人の女神を生みました。それらの女神は「雲、雨、雷、稲妻」自然の無限大を表しています。この寺には「ザウ」という女神を祀る神殿があります」
封建時代の代々の王様は「雨乞い」行事を行うため、この寺に足を運びました。先ほどのラムビエン教授は次のように語っています。
(テープ)
「原始時代から「仏母を祀る」という伝統がベトナム人の心に浸透しています。ですからザウ寺にも民族の仏母様を祭祀する神殿があります」
ラムビエン教授このように語りました。
ザウ寺はベトナム歴史の流れと共に歩んできました。1962年、ザウ寺は国家レベルの文化遺跡として公式に認定されました。