「日本経済新聞」によりますと、日本の野田佳彦首相は26日午前、北京市内の人民大会堂で中国の胡錦濤国家主席と会談しました。金融や環境、エネルギーなどで戦略的互恵関係を深化する方針を確認すると共に金正日総書記死去後の朝鮮民主主義人民共和国情勢について朝鮮半島の平和と安定を目指し、協力することで一致しました。
会談では日中韓で交渉中の投資協定の締結を急ぐ方針を申し合わせました。欧州債務危機など国際経済問題を見据え日中が経済政策の意見交換を密にするとも決めました。国交正常化40周年にあたる2012年の中国首脳の来日でも合意しました。
胡主席は朝鮮民主主義人民共和国情勢について「朝鮮半島の平和と安定は関係国の共通の利益に合致し、国際社会の幅広い期待でもある」と表明しました。一方、野田首相は「6カ国協議の議長国であり、朝鮮民主主義人民共和国に大きな影響力を持つ中国の役割は重要だ」と強調しました。