国連安全保障理事会が新たに出した対シリア決議案が公表されました。新たな決議案からはアサド大統領に対する退陣要求が削除されたほか、シリアへの武器供給停止の必要性が取り除かれました。また本案で、国連安全保障理事会はシリアの主権、独立、領土保全を
温存する必要性を唱えています。
こうした一方で国連安全保障理事会はシリアの政治危機を平和的手段で解決する構えであることを強調するものの、「シリア政権による大規模な人権および基本的自由侵害が続いている」ことを糾弾するという
一文は残されました。
決議案では一般市民に対する暴力行為が糾弾されており、アラブ連盟の計画にそって暴力を停止し、市民を擁護し、違法に拘束されている市民を解放し、
市街に配備された自国軍部隊を一掃し、平和的なデモを行う自由を保障することが求められています。