
ギリシャ議会では、EUなどから支援の条件となっている財政緊縮策について審議を行ってきましたが、13日未明、賛成多数で可決しました。一方、議会周辺では大規模なデモが行われ、100名を超すけが人が出ています。
12日午後から、ギリシャ議会は労働者の最低賃金の22%引き下げや、公務員を2015年までに15万人削減するなどとした財政緊縮策について議論を行っていましたが、13日未明になって賛成多数で緊縮策を可決しました。議会の承認が得られたことで、ギリシャ政府は15日に開かれるユーロ圏財務相会合で13兆円に上る第2次支援策の確約を得たい考えで、ギリシャの「債務不履行」はぎりぎりのタイミングで回避される公算が高まりました。
一方、議会周辺では、緊縮策に反対する数万人が大規模な抗議集会を開きましたが、一部過激派が暴徒化して警官隊と衝突。市民や警官らおよそ110人がけがをしたほか、銀行が放火されるなど、混乱は深夜まで続きました。