国連安全保障理事会は21日、シリア政府による反体制派の武力弾圧に関して全会一致で議長声明を採択し、国連特使による調停の進展具合に応じて、追加の措置も検討すると警告しました。

議長声明では、アナン特使が先にシリア側に提示した武力行使の即時停止、人道援助の受け入れ、平和的なデモの容認など6項目の要求を全面的に支持しました。「シリア政府と反体制派の双方に対し、特使が目指す平和的解決への誠意ある対応を促す」と全当事者に対し6項目を即時かつ完全に履行するよう求めました。特使の取り組みの進展に応じて「安保理はさらなる措置を適切に検討する」とも明記しました。
これに関連し、アメリカのクリントン国務長官は「安保理の声が一つにまとまった」と歓迎しました。フランス外務省も声明で「シリア政府は国際社会の要求に関して今こそ応えなければならない」としました。