ベトナム中部高原地帯テイグエン地方 消えゆく民族舞踊を守る
18/01/2026 08:00
(VOVWORLD) - 中部高原地帯テイグエン地方には、エデ族の他にも、たくさんの少数民族が暮らしています。バナ族、ムノン族など、それぞれの民族が独自の伝統的な踊りを持っています。

ベトナム中部高原地帯テイグエン地方で、伝統的な民族舞踊を守ろうという動きが広がっています。 銅鑼の音色に乗せて、エデ族の女性たちが優雅に舞う。 (舞踊の音楽) ダクラク省タインニャット地区のキー集落。コミュニティセンターの前では、エデ族の若い男女が十数人、「グルー」という踊りの練習に励んでいます。 エデ語で「グルー」は鷲のこと。空を支配する力の象徴です。この踊りは、神様への捧げものや、お墓の儀式といった大切な行事で踊るものです。中でも、「ボー・マ」と呼ばれるお墓の儀式は、エデ族にとって最も重要な儀式の一つ。亡くなった人の魂を祖先のいる世界へ送り、神様の加護を祈るのです。 (銅鑼を打つ音楽) 男性たちが銅鑼を打ち鳴らし、若い女性たちは空を舞う鷲をイメージした踊りを披露します。手の動き、足の運びは、流れるように優雅でリズミカル。力強さと、しなやかさを兼ね備えています。 キー集落のホワンナ・クトゥルさんは、練習の難しさをこう語ります。 (音声) 「グルーで一番難しいのは、手の動きです。ちゃんとやらないと、すぐに手が疲れてしまいます。踊りのリズムが揃って、初めて美しい踊りになるんです。練習では、まず足のステップから始めて、リズムを覚えてから手の動きに移ります。一人ひとりが、鷲のように指を曲げて形を作らないといけません。」 ロマン族の稲倉開き祭りで踊る人々。
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