文化発展へ制度整備、新たな原動力に
21/04/2026 07:00
[VOVWORLD] - 今回の国会決議は、制度整備や資源の動員を通じて、文化の総合的かつ持続的な発展を後押しする重要な転機となることが期待されています。新たな時代においても、文化は引き続き、国の発展を支える重要な原動力と位置づけられています。

20日、第16期国会第1回会議に出席した議員らは、ベトナムの文化発展に関する国会決議案について議論しました。制度の整備を通じて突破口を開き、新たな成長の原動力を生み出すとともに、内なる力を引き出し、新たな段階における迅速かつ持続可能な発展につなげる狙いです。文化分野の制度整備は、発展を切り開く戦略的な重要課題の一つと位置づけられています。 20260420_102938.jpg 北部クアンニン省ハロン湾でカヤックを楽しむ観光客 まず、制度は資源を引き出す重要なテコとされています。これまでベトナムは文化分野の制度整備を進め、国家管理の効率化や国民の文化享受の拡大、さらには経済成長にも寄与してきました。とりわけ2026年1月7日、政治局が文化発展に関する決議第80号を発表し、戦略的思考の転換点となるとともに、国会による関連決議の制定が求められています。 国会文化・社会委員会の専任委員であるブイ・ホアイ・ソン准教授は次のように述べました。 (テープ) 「文化の発展に向けて、これまで十分に活用されてこなかった資源を引き出すには、強力で開かれた制度が必要です。文化を社会の基盤、内発的な資源、発展の原動力、そして国家のソフトパワーとして位置づけるべきです。文化を長期的に成長が見込まれる分野として大胆に投資する必要があります。多様な主体が関わる開かれた発展の枠組みの中でこそ、文化は真の力を発揮します」 今回の決議案では、文化に関する思考や目標、課題、解決策を制度として具体化することに重点が置かれています。国が主導的な役割を担う一方で、社会や民間部門も重要な担い手とされます。文化発展のための財源については、国家予算の少なくとも2%を確保するとともに、社会資源の積極的な活用も促されます。さらに、文化分野への投資を呼び込むためのさまざまな政策も提案されています。 ソン准教授はさらに次のように述べました。 (テープ) 「文化は開発の中心に据えられるべきであり、計画や資源配分の外に置かれてはなりません。税制や土地、インフラ、技術面での優遇措置など、明確な支援のシグナルが必要です。そうすることで、新たな文化コンテンツや創造の場が生まれ、地域や国際社会で競争力を持つベトナムの文化ブランドが育っていきます。また、公民連携を進め、公的投資と民間運営、民間投資と公共利用といった柔軟なモデルの試行も重要です」 20260420_103033.jpg 南部アンザン省を訪れる外国人観光客 一方、文化は政治や経済と並ぶ重要な柱として発展させていく必要があります。ベトナムは多くの文化遺産や名勝を有し、大きな潜在力を持っています。国家文化遺産評議会のグエン・バン・キム副議長は次のように述べました。 (テープ) 「2030年までに世界遺産をさらに5件増やし、2045年までには8〜10件の登録を目指しています。そして文化的ソフトパワーの面で世界上位30か国に入ることを目標としています。そのためには、ベトナムの文化価値を世界に広める仕組みを整えると同時に、世界の優れた文化を選択的に取り入れていく必要があります」 また、ハノイ文化大学のディン・コン・トゥアン副学長代行は次のように強調しました。
(テープ) 「新たな時代において持続的な発展を実現するには、文化を政治や経済と同じ水準で発展させることが不可欠です。文化を内なる力と創造の源とし、国の繁栄を支える基盤として位置づけるとともに、バランスの取れた人材の育成が求められます」 今回の国会決議は、制度整備や資源の動員を通じて、文化の総合的かつ持続的な発展を後押しする重要な転機となることが期待されています。新たな時代においても、文化は引き続き、国の発展を支える重要な原動力と位置づけられています。
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