
エジプトの民主化の節目となる議会選挙で、今月、地方都市行われた2回目の投票の集計結果が発表され、イスラム原理主義系の政党連合が1回目を上回る得票率を獲得し、勢いを増しています。
エジプトでは、ことし2月に強権的なムバラク政権が崩壊したのを受けて、初めての民主的な議会選挙が行われており、先月、首都カイロを中心に行われた1回目の投票では、イスラム原理主義系の政党連合が比例区で合わせて60%の得票率を獲得し、大きく躍進しました。
そして、今月、地方都市で行われた2回目の投票の集計結果が、24日、選挙管理委員会を通じて発表されました。比例区では、穏健派のイスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」系の政党連合が得票率36%と最も多く、次いで、より厳格なイスラム原理主義勢力の政党連合が29%でした。
この2つのイスラム原理主義系の政党連合が合わせて65%の得票率となり、1回目を5ポイント上回る結果となりました。さらに、小選挙区では、定員60のうち、イスラム原理主義系の候補者が53人当選して全体の9割近くを占め、伸び悩むリベラル系の政党連合とは対照的に、イスラム原理主義系が勢いを増している状況がはっきりと示されました。
最終となる3回目の投票は、来月3日から行われます。





