国連のステファン・デュジャリック報道官は記者団に対し、今回の決定は国境検問所が再開され、通常の供給ルートによるアクセスが改善したことを受けて下されたと説明しました。一方で、依然として支援需要は大きく、食料支援を必要とする人が1,300万人以上、清潔な水へのアクセスを必要とする人が1,200万人に上るとしています。国連は、アクセス可能なすべての地域でシリア国民への支援を継続する方針を示しました。

この越境支援は、2014年7月に国連安全保障理事会決議2165に基づいて開始され、これまでに6万5,000回以上のトラック輸送が行われ、年間平均でおよそ125万人を支援してきました。また、2023年2月の大地震後には、国境地域の住民を支える重要な生命線としての役割も果たしました。