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アナン前国連事務総長がシリア情勢の打開策を提案

2012/3/20 | 10:07:23
国民への弾圧が続くシリア情勢を巡って、国連の特使を務めるアナン前事務総長が、先にアサド大統領と会談した際、反政府勢力との限定的な停戦や、国連の停戦監視団の受け入れなどを提案していたことが分かりました。

 国民への弾圧が続くシリア情勢を巡って、国連の特使を務めるアナン前事務総長が、先にアサド大統領と会談した際、反政府勢力との限定的な停戦や、国連の停戦監視団の受け入れなどを提案していたことが分かりました。シリア情勢を巡って、国連とアラブ連盟の特使を務めるアナン前国連事務総長は、今月10日と11日、アサド大統領と会談し、事態の打開に向けた提案を行いました。

国連関係者によりますと、この中でアナン氏は、人道支援を可能にするための一日2時間の停戦や重火器の使用禁止、それに国連の停戦監視団の受け入れなどを提案したということです。
これまでのところ、シリアはアナン氏が派遣した国連の専門家の受け入れを認めたほか、ジャファリ国連大使が16日、記者団に対し、「アナン氏の任務の成功に向けて、シリア政府は協力している」と述べています。しかし、シリアでは市民への弾圧は続いていて、アサド大統領がどこまでアナン氏の提案を受け入れるのか、協議の行方は不透明です。

一方、安全保障理事会では、アナン氏の動きを支援するため、欧米諸国側が新たな決議の採択を主張していて、今後、これまでにシリア非難決議案に2度拒否権を発動したロシアと中国との調整が本格化するものとみられます。

 

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