
反体制派弾圧が続くシリア情勢で、国連とアラブ連盟のシリア問題担当特使を務めるアナン前国連事務総長は11日、前日に続いて同国のアサド大統領と会談しました。アナン氏は会談終了後、「困難が予想されるが希望を持たなければならない」と述べました。
アナン氏は初日の会談でアサド大統領に対し、暴力停止や拘束者の解放のほか、人道支援組織による立ち入りを許可し、国民との対話を始めるよう求めていました。大統領がこれらに同意したかどうかは明らかでありません。
反体制派によりますと、シリアではこの日も北部イドリブ、中部ホムスなど各地で政府軍の砲撃や銃撃が続き、少なくとも45人が死亡しました。中部ラスタンでは、市外へ逃れる住民らが使っていた橋が、政府軍の砲撃で破壊されたということです。