アメリカのドナルド・トランプ大統領(写真:AP) |
アメリカのドナルド・トランプ大統領は3月21日、自身のSNS「Truth Social」で、イランが48時間以内にホルムズ海峡を完全に開放しなければ、同国の発電所を攻撃し破壊すると警告しました。最初の標的は最大規模の発電所になるとしています。アメリカの大統領がイランの電力インフラを直接標的とする最後通告を出したのは今回が初めてです。これに先立ち、トランプ大統領はアメリカの空爆はミサイルや核関連施設、軍事目標、指揮系統に限られるとしていました。
これに対し、イラン軍は、自国の燃料やエネルギーのインフラが攻撃された場合、中東全域にあるエネルギー施設や情報通信、海水の淡水化施設を標的にすると表明しました。これまでにイランは、イスラエルによる南パルス・ガス田への攻撃への対応として、カタールのラスラファン工業団地を攻撃し、世界のエネルギー供給網に大きな影響を与えています。
また、主要7か国(G7)と欧州連合(EU)の外相は同日、共同声明を発表し、イランに対して中東の同盟国への攻撃を「直ちに、無条件で停止する」よう求めました。声明では、地域のパートナーに対する支持も表明されています。