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ギリシャ支援をめぐる交渉

2012/2/6 | 10:26:45
財政危機が続くギリシャは、深刻な債務不履行に陥るのを避けるため、EU=ヨーロッパ連合などと大規模な追加支援に向けた協議を続けており、4日、支援受け入れの条件を巡って詰めの交渉が行われました。

ギリシャは、ことし3月に多額な国債の償還期限を迎えることから、EUやIMF=国際通貨基金などから1300億ユーロ(日本円約13兆円)の大 規模な追加支援を受けなければ、深刻な債務不履行に陥るのが避けられない状況となっています。

このため、ギリシャのパパデモス首相は支援の早期実施に向 け、EUなどと協議を続けており、4日、支援受け入れの条件を巡ってEUやIMFの担当者と詰めの交渉が行われました。この中で、EUとIMFは、支援の条件として、最低賃金の引き下げや公務員の削減などさらなる緊縮策を事前に確約するよう求めたものとみられます。

パパデモス首相は5日にはこれらの条 件をギリシャの連立与党3党の党首に示すことにしていますが、連立与党内では世論の強い反対を背景にさらなる緊縮策に否定的な声も出ており、調整は難航 も予想されています。また、ギリシャ政府が、大幅な債務削減に向け、民間金融機関の代表と行っている交渉についても近く結論が出るとみられており、深刻な 債務不履行を避けることができるのか、重要な局面を迎えています。

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