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シリア政権、アナン前事務総長の提案を受け入れ

2012/3/30 | 09:57:41
シリア情勢を巡っては、国連などの特使として仲介に当たっているアナン前事務総長が、6項目の提案をアサド政権が受け入れたことを明らかにしました。



シリア情勢を巡っては、国連などの特使として仲介に当たっているアナン前事務総長が、27日、人道支援を可能にするための1日2時間の停戦や重火器(じゅうかき)の使用の禁止など、6項目の提案をアサド政権が受け入れたことを明らかにしました。

 これに関して、シリアの国営通信は、29日、初めてアサド大統領の見解を伝え、この中でアサド大統領は「提案の実行に向けた努力を()しまない」として、前向きに取り組む姿勢を示しました。
その一方で、アサド大統領は「ほかの国々から武器や資金の提供を受けたテロ行為も止めるべきだ」とも述べ、反政府勢力は外国の支援を受けたテロリストたちだというこれまでの主張を繰り返しました。

シリアでは、29日も中部のホムスなど各地で政府軍による砲撃が続いており、現地の人権団体によりますと、この2日間で50人以上が犠牲になったということです。

アサド大統領の今回の発言は、国際社会の不信感を(やわ)らげるねらいがあるものとみられますが、関係国の間では、アサド政権が提案を実行に移すかどうか懐疑的(かいぎてき)な見方が強いのが実情です。

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