国際海事機関(IMO)の3月24日の発表によりますと、イランはホルムズ海峡の通航について、「敵対していない」船舶に限り、安全規定を順守し、当局と連携することを条件に通過を認めるとしています。中東での緊張の高まりを受け、この重要な海上ルートは厳しく管理されています。
イランは、自国に対する行動に関与または支援していない船舶で、現行の規定を守る場合には、イラン側の調整のもとで「安全な通航の権利」が保証されるとしています。一方、アメリカやイスラエル、あるいはイランが衝突に関与しているとみなす側に関係する船舶は、この対象には含まれません。現在、海峡の外ではおよそ400隻の船が待機しており、そのうち約150隻がタンカー、120隻が貨物船とされています。
ホルムズ海峡は世界の石油のおよそ20%が通過する重要な航路であり、厳しい管理の影響で船の往来は通常より大きく減少しています。多くの商船は通過のために待機や個別の調整を余儀なくされており、一部の国は海上の安全を確保するための協力の仕組みづくりを進めています。
緊張の緩和に向けて、イギリスは関係国が参加する国際会議の開催を提案し、ホルムズ海峡の通航を確保するための方策を模索しています。これに先立ち、イギリスやフランス、ドイツを含む30か国以上が、この航路の安全維持に向けた協力に前向きな姿勢を示しています。