ニューヨークの国連本部では、2日、シリア情勢を巡って国連総会が開かれました。この中 で、パン・ギムン事務総長は「シリアでは人口が密集した地域で市民への攻撃が続き、弾圧が始まった去年3月以降の死者は7500人を超えた。2万5000 人が難民として国外に脱出したほか、10万人以上が国内で家を離れて避難している」と述べ、状況の悪化に懸念を示しました。
そのうえでパン事務総長は、アサド政権が国連の人道問題担当のエイモス事務次長の入国を拒否し続けていることについて、「緊急に支援を必要としている何千人もの市民のため、事務次長の入国を認めるよう求める」と訴えました。
国連では、安全保障理事会も同様の趣旨の声明を発表し、国際社会による人道支援に協力するよう促していますが、シリアのアサド政権の姿勢に変化は表れていません。