
ヨアヒム・ガウク氏
ドイツ連立与党と主要野党は19日、ニーダーザクセン州首相時代の便宜供与疑惑で引責辞任したウルフ前大統領の後任候補として、旧東ドイツの反体制派牧師ヨアヒム・ガウク氏を擁立することで合意しました。3月中旬までに開かれる連邦大会議で正式に選出されます。
ガウク氏は北部ロストク出身です。旧東ドイツ出身者の大統領就任は初めてです。メルケル首相は19日、ガウク氏や与野党党首と共同記者会見し「ガウク氏は民主主義の真の教師であり、グローバリゼーションや欧州の債務危機の解決に刺激を与えることができるだろう」と述べました。
ガウク氏も「今日は私にとって特別な日だ」と応えました。ガウク氏は2010年6月の大統領選に、野党の社会民主党などの候補として出馬し、連立与党のキリスト教民主・社会同盟と自由民主党が推すウルフ氏に敗れた経緯があります。