10月中旬、カンボジアの首都プノンペンで開催された「2026年のベトナム・カンボジア貿易連携・製品プロモーション展示会」では、1000人を超える来場者が第5軍区に所属する第15コーヒー有限責任会社の「兵士のコーヒー」ブランドの製品を見学し、詳しい説明を受けたほか、数十の企業や団体が連携・協力に関心を示しました。
こうした成果を得るため、30年以上にわたり、第15コーヒー会社の兵士たちが努力を重ね、兵士としての精神をコーヒーの生産、加工、そして中部高原発のベトナムブランドの確立に全力を尽くしてきました。地元住民のチャン・バン・チョンさんは、次のように話しています。
【テープ】
「私たちがコーヒー栽培を始めてから、もう30年近くになります。第15コーヒー会社の支援のおかげで、生産も良い成果を上げており、とてもうれしく思っています。私たちは会社の定めた手順を守り、それに従ってコーヒーの木を育てています。このブランドが、これからさらに広く世界へ羽ばたいていくことを願っています。」
軍隊では、規律や責任感、困難に立ち向かう精神が重要な資質とされています。生産の現場でも、こうした価値観が製品の品質と信頼を築く土台となっています。原料となるコーヒーの栽培から加工、製品の仕上げ、市場への投入に至るまで、求められるのは、味わいの良いコーヒーを作ることだけではありません。消費者からブランドへの信頼を少しずつ築いていくことも重要です。そのため、同社は継続的な改善に取り組み、付加価値を高める加工を推進するとともに、生産ラインや最新の包装設備への投資を進めています。第15コーヒー有限責任会社のレ・チュン・タイン社長は、次のように述べています。
【テープ】
「現在、企業経営においては、付加価値の高い加工へと移行し、バリューチェーン全体を改めて位置づけ、それぞれの価値を効果的に活用することが不可欠になっています。それぞれのバリューチェーンを通じて、雇用を創出し、労働者の生計を支え、社会に価値をもたらさなければなりません」
現在、「兵士のコーヒー」ブランドは、ベトナムの「一村一品」OCOPプログラムで4つ星の認定を受けています。さらに、同社の製品はアメリカと欧州連合(EU)の基準に基づく有機認証も取得しています。こうした認証に加え、地域での商取引を通じたつながりが、「兵士のコーヒー」が国際市場へ進出する新たな機会を広げています。
レ・チュン・タイン社長は、次のように強調しました。
【テープ】
「当社は、この段階でグリーン経済と循環型経済を目指す必要があると考えています。これらの認証は、『兵士のコーヒー』が地域市場や国際市場へ進出するためのパスポートのようなものです。当社は安全で質の高い製品を生み出す方向で発展していきたいと考えています。その品質は、兵士の規律ある精神によって支えられるものでなければなりません。そして、ブランドを地域レベルで確立し、徐々に世界へと進出させていきたいと考えています。」
中部高原から世界へ。「兵士のコーヒー」は、伝統を生かしながら、市場経済の中で価値ある製品を生み出す、活力あるベトナムの姿を伝える機会を広げています。
それは、平和な時代においても兵士の精神を受け継いでいく一つの形です。国を守るだけでなく、経済の発展に力を尽くし、地域住民と歩みを共にしながら、国の発展に貢献していく姿です。








