9日の全体会合で演説したユネスコ・ベトナム政府代表部のグエン・ティ・バン・アイン大使は、ユネスコが各専門分野で果たす役割に対するベトナムの支持を改めて表明しました。また、質の高い教育に関するSDG4=持続可能な開発目標4の達成を加速させるうえで、ユネスコが主導的な役割を果たすことの重要性を強調しました。
文化分野ではベトナムが提唱した「持続可能な開発のための文化に関する国際の10年」(2027年から2036年)を国連総会が宣言したことを歓迎しました。そのうえで、この10年の目標を具体的な行動につなげるため、ユネスコが重要な役割を果たす必要があると強調しました。
デジタル技術の分野では、人工知能(AI)時代における若者とデジタル環境に関する規範文書の策定に向けた検討を、ベトナムが支持していると述べました。あわせて、ユネスコの活動の効率向上を目指す「ユネスコ改革80」への支持を改めて表明しました。
アイン大使は、ベトナムとユネスコの協力関係樹立50周年にあたる今年、ベトナムの役割が大きく変化してきたと強調しました。
かつては主に支援を受ける側だったベトナムが、現在では主体的かつ積極的なパートナーとして、ユネスコの主要な活動方針づくりに貢献するようになっています。
さらに大使は、各国に対し、協力と連帯を強化し、多国間主義を強化するとともに、国連憲章と国際法の尊重を基礎として信頼を回復するよう呼びかけました。そして、共通の約束を各国の人々が実感できる具体的な利益につなげることの重要性を訴えました。





