決勝に進出した計300チームの中から、3つのチームによる革新的なソリューションが最優秀賞を受賞しました。
審査員を務めたFPT AIファクトリーのプロダクト・ディレクター、グエン・クオン・ズイ氏によりますと、今回のVAIC 2026の注目すべき点として、現実の課題解決に向けたAIのアプローチ方法を挙げました。また、各企業が自社のニーズやデータ、実際の運用課題を直接提示することで、開発チームが市場の要求に即したAIモデルを構築する機会が生まれました。これは、単なる学術的な研究から、経済社会の発展に資する具体的なソリューションの創出へと舵を切る、ベトナムのAI開発戦略とも合致する方向性であるとのことです。
ズイ氏は次のように明らかにしました。
(テープ)
「各チームのソリューションを自社に持ち帰り、実際に検証を行う予定です。このようなテストプロセスがなければ実用化は不可能なため、非常に重要なステップとなります。多くのソリューションやアプリは、各組織の運用体制に合わせて調整を重ねる必要があります」
主催者であるメタ社のベトナム・ラオス・カンボジア・ミャンマー担当パブリックポリシー・ディレクター、グエン・トゥ・タオ氏は、本プログラムの目的について、企業や組織が抱える現実的な課題に対するAIを用いた解決策を見出し、ベトナムのイノベーションエコシステムの推進とAIの発展に寄与することであると述べました。
(テープ)
「ベトナム国家イノベーションセンターと共同でAIに特化したプロジェクトを実施するのは、今回が初めてのことです。ベトナムの若者たちの極めて高い実践力とポテンシャル、そして何よりもベトナムの企業コミュニティによる非常に熱心な参画を目の当たりにし、大きな手応えと期待を感じています」
今回のVAIC 2026は、今後AIをベトナムにおける重要な戦略技術の一つとして位置づけ、その発展を力強く推進していくという国の決意を改めて示すイベントとなりました。


