(現場の音)
上映時間25分のこの作品は、戦火を生き抜いて帰還した傷病軍人たちの日常を、ありのままに、そして深い感動をもって描いています。
作品を通して登場する「車いす」は、傷病軍人たちが日々直面する困難や戦争の傷跡を象徴するだけでなく、それを乗り越えようとする強い意志、不屈の精神、そして社会に貢献し続けようとする揺るぎない思いを表しています。
映画を鑑賞した中部ゲアン省のホアン・グエン・チョン・ズンさんは、次のように話しました。
(テープ) NGUYEN TRONG DUNG
「これまで観た中で、最も心に深く残る作品でした。車いすで生活する元兵士の皆さんは、不屈の精神を持ち続け、決して悲観することなく、社会や現在の生活に溶け込もうと努力されています。この映画を通して、私たちは戦争の悲惨さと先人たちの尊い犠牲を改めて知ることができます。そして、若い世代が傷病軍人の皆さんへの感謝の気持ちを実際の行動で示していくことの大切さを感じました。」
映画に登場する一人である工兵部隊の元兵士、ファム・ホン・トゥーさんは、障害認定率91%の重傷を負った傷病軍人です。激しい戦闘の日々を振り返りながら、当時の思いを語りました。
(テープ) PHAM HONG TU
「この映画を通して、故レ・マイン・ティック人民芸術家は、私たち傷病軍人が日常生活をどのように送っているかを記録してくださいました。私たち自身もこの作品を観て深く感動し、多くの場面が心に刻まれました。そして、傷や障害を乗り越えて前向きに生きていこうという勇気を与えてくれました。本当に感激しています。」
今回の上映会では、映画上映にとどまらず、復員軍人と若い世代が交流し、体験や思いを語り合う場も設けられました。また、招待されたゲストによる意義深いトークセッションも行われました。




