閉会式で、レー・ティ・トゥ・ハン外務次官は次のように強調しました。

(テープ)

「皆さんには、いつも『私はベトナム人です』と誇りを持って言ってほしいと思います。そして、自らの知識と思いやり、社会に貢献する心を生かして、世界の人々にベトナムという国と人々をより深く理解し、さらに親しみを持ってもらえるよう力を尽くすとともに、それぞれの形で故郷や祖国の発展にも貢献してほしいと願っています。私は、遺産とは過去から受け継がれてきたものだけではなく、それぞれの世代が未来に向けて育んでいく価値でもあると信じています。皆さんが祖国への愛情と責任感を胸に、一つひとつの善い行いを通じて、その歩みを受け継いでいってくれることを望んでいます」

14日間にわたる「文化遺産を巡り、ルーツとの絆を深める旅」では、およそ1500キロを移動し、8つの省と市を訪れました。32の国と地域から参加した100人を超える国外在留ベトナム人の若者や大学生は、さまざまな意義ある活動を体験しました。

参加者は、ゲアン省にあるホーチミン主席の故郷を訪れたほか、クアンチ省のロンダイ渡し場やカインホア省のガクマー戦士モニュメントで献香し、ベトナムの歴史や自らのルーツへの理解を深めました。

また、フエ王宮やホイアン旧市街、ミーソン聖地を見学したほか、海軍学院との交流を通じて、祖国の海洋・島しょの主権について学びました。

さらに、一連のボランティア活動も行われ、3億ドン余り、およそ1万2000ドルの寄付が寄せられました。また、「青年の本棚」プロジェクトには、初めて「ベトナム・サマーキャンプ2026」の名称を記した銘板が設置されました。

参加者のトゥアン・カンさんは次のように話しました。

(テープ)

「イスラエルに戻ったら、小さな架け橋として、現地の友人たちにベトナムのことをもっと伝えていきたいと思います。そして、どこで暮らしていても、ベトナム語を大切にしていきたいです。またベトナムに帰って来られる機会がたくさんあることを願っています。これまでで一番すばらしい夏を過ごさせてくださった皆さんに心から感謝します。ベトナムが大好きです。皆さんが大好きです」