2026年上半期の高齢者政策は、引き続き多くの成果を上げています。高齢化の進行に対応するための制度や政策が段階的に整備され、社会保障のネットワークも拡大しています。また、高齢者の健康管理や物心両面における生活水準の向上にも重点が置かれています。
こうした評価は、17日午前、ハノイの政府庁舎で開かれた2026年上半期の高齢者政策の実施状況を総括し、今後の重点課題を確認する会議で示されました。
会議で、ベトナム国家高齢者委員会の委員長を務めるファム・ティ・タイン・チャー副首相は、高齢者政策は常に党と国家から特別な関心が寄せられていると強調しました。
チャー副首相はベトナムは現在、人口の高齢化が急速に進む国の一つとなっていることから、考え方を大きく転換し、高齢者を経済・社会発展の重要な原動力として真に位置付ける必要があると指摘しました。
また、健康や知識を備え、社会への貢献や仕事を続けたいと考える高齢者が、引き続き活躍できる環境を整える必要があると述べました。
中でもチャー副首相が特に強調したのが、「シルバー経済」のエコシステムを持続可能かつ十分、包括的に発展させ、国の経済発展の要請と結び付けていくことです。
(テープ)
「私たちはこれまで以上に、新たな状況における高齢者政策への認識と責任を高めることに力を注がなければなりません。政治システムだけでなく、社会全体の考え方を真に変え、高齢者を単に支援やケアの対象として捉えるのではなく、国家発展のための資源、そして国の迅速かつ持続可能な発展を促す重要な原動力として位置付ける必要があります。現在のように人口の高齢化が急速に進む中、認識を改め、前向きな変化を生み出すことが最優先の課題だと考えています」
チャー副首相は、高齢化に対応した政策のさらなる整備を進めるとともに、老年医学やリハビリテーション、高齢者の健康管理を担う医療機関の質を向上させるよう求めました。




