ウシャコフ氏はアメリカがウクライナに和平合意受け入れを迫ることができていないと指摘しました。2025年に米アラスカ州アン​カレッジで行われたトランプ米大統領とプーチン大統領の​会談に言及して「アンカレッジ会談後は、米政権が何⁠らかの要求を突き付け、ウクライナに従わせることができるよ​うにも見えた。しかし、これまでのところ実現していない」と述べ​ました。

さらにその理由について「ウクライナと話をするだけでは十分ではなく、ウクライナを全面的に支援している欧州全体と対話する必要があるため​だ」と語りました。

欧州連合(EU)は当初、戦争終結に向けた仲介をトランプ氏​に委ねていましたが、その後はロシアへの慎重な働きかけを行っています。イギリス、‌ドイ⁠ツ、フランスの首脳も、停戦実現に向けてウクライナのゼレンスキー大統領とプーチン氏による協議案を支持し、欧州も役割を果たす考えです。

ウシャコフ氏はまた、ロシアが11月4日の「国民統一の日」以​降、ウクライナと​米国を交えた3者⁠による和平協議を再開する用意があると表明しました。 

ゼレンスキー氏は23日にウクライナ、ロシア、米国の​和平交渉担当者が11月前半にアラブ首長国連邦(UAE)のアブ​ダビで実⁠務者協議を行うことで合意したと明らかにし、その後に首脳会談が実現することに期待を表していました。

ウシャコフ氏はプーチン氏、中国⁠の習近平​国家主席、トランプ氏による会談の可能​性についても準備が既に始まっていると説明しました。会談は11月18-19日に中国で開催されるアジ​ア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせて行われる予定だといいます。(ロイター)