ウクライナ戦争で混乱したエネルギー供給を巡る両国の対立がエスカレートしています。
ロシア産原油をウクライナ経由でハンガリーとスロバキアへ運ぶドルジバ・パイプラインは現在停止しています。ウクライナは、1月末のロシアのドローン(無人機)攻撃でパイプラインが損傷したと説明していますが、ロシアとの関係を維持して欧州連合(EU)内で孤立しているハンガリーとスロバキアは、ウクライナ側に原因があると批判しています。
オルバン氏はフェイスブックに投稿した動画で「われわれはハンガリーからウクライナへのガス輸送を段階的に停止しており、そのガスをハンガリー国内に貯蔵する」と述べました。
ハンガリーのパイプラインを運営するFGSZのウェブサイトによりますと、25日朝もウクライナ向けのガス出荷は続いています。
ウクライナ外務省報道官は記者団に「今のところ輸入は止まっていない」と述べ、オルバン首相が輸送を止める決断をすれば、ハンガリー経済は昨年1年間で10億ドルを超えたガス収入を失うことになると警告を発しました。(ロイター)