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ホーチミン市に佇む、築100年超の歴史を刻む独特の聖堂
24/04/2026 02:00
[VOVWORLD] - 創建から102年を迎えたホーチミン市のハイン・トン・テイ教会は、ビザンティン建築の精神を今なお色濃くつたえています。光と石、そして金色が織りなす空間は、都市の中でひときわ異彩を放っています。この写真特集でその魅力をご紹介します。
ホーチミン市に佇む、築100年超の歴史を刻む独特の聖堂
1.jpg ホーチミン市トンテイホイ地区クアンチュン通りに建つハイン・トン・テイ教会。にぎやかな都市の中で際立つ歴史的建築。グエン朝最後の皇后ナム・フオンの一族ゆかりの建物として知られる 2.jpg 1921年、ナム・フオン皇后の叔父デニス・レ・ファット・アン氏が建立。1861年に始まる教区を基盤に、私財を投じて本格的な教会を建設 3.jpg フランス人施工により約3年で完成。ベトナムでは珍しいビザンティン建築で、ドームや大きな採光窓、精緻な装飾が特徴 4.jpg 高さおよそ30メートルの主ドームと十字架が印象的。石造の鐘楼は、タンソンニャット空港に近いことから1952年におよそ19.5メートルへ低くされた 5.jpg 約500平方メートルの内部空間。モザイク装飾やレリーフ、対称的なアーチ列が広がる 6.jpg 7.jpg ステンドグラスと金箔の装飾が、キリストの受難の物語を描き、荘厳な雰囲気を醸し出す 8.jpg 9.jpg 中央ドームはビザンチン建築の象徴。空間が上方へと広がり、神聖さを際立たせる構成 10.jpg 11.jpg ゴシック様式と異なり大型の彫像は少なく、モザイクで物語が表現されている。光を受けて壁面が時間とともに表情を変えていく 12.jpg 金色はビザンティン建築の特徴で、神聖な光を象徴。差し込む光によって、空間が揺らぐような幻想的な印象を生み出す 13.jpg 原型はイタリア・ラヴェンナのサン・ヴィターレ聖堂 14.jpg 100年以上を経てもなお、ビザンティン建築の特徴を色濃く今も伝える希少な存在 15.jpg 宗教建築を超え、光と石、時間が織りなす記憶の空間として、1世紀にわたる物語を今に伝える
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