その中で、アジア太平洋地域は世界的な課題が集中する場であるだけでなく、平和や安定、発展に向けた解決策を生み出す地域でなければならないというメッセージが注目されています。
シンガポールの英字紙「ストレーツ・タイムズ」は30日、トー・ラム書記長・国家主席が、現在の国際情勢の不安定化は、国際秩序、発展モデル、そして戦略的信頼という3つの根本的な危機が相互に影響し合いながら進行していることを示していると指摘したと伝えました。
同紙は、グローバル化の恩恵を大きく受けてきたアジア太平洋地域が、サプライチェーンの分断や気候変動、技術革新、地政学的・経済的競争の激化といった課題に直面しているとも紹介しています。
また、トー・ラム書記長兼国家主席が講演の中で国際秩序の危機について多くの時間を割き、国際法の尊重と自制の重要性を強調したと伝えています。
トルコの国営通信社アナドル通信も、演説全体を通じたメッセージは、国際秩序をめぐる不確実性が高まる中で、対話や協力、自制の強化を呼びかけるものだったと報じました。
アメリカの有力紙「ニューヨーク・タイムズ」もこの講演を取り上げ、平和と安定、持続可能な発展の相互関係が強調されたと伝えました。
さらに、複数の国際専門家の見方として、トー・ラム書記長・国家主席が地域を代表する安全保障フォーラムで演説したことは、ベトナムが地域や国際社会の共通課題の解決に向けた対話と協力に、より積極的に関与していこうとする姿勢を示していると報じています。





