これは、ベトナムのレ・ミン・フン首相が24日午後、ベトナムを公式訪問中のチリのフランシスコ・ペレス・マッケンナ外相と会見した際に強調したものです。ペレス外相は23日から25日までの日程でベトナムを訪問しています。
会見でフン首相は、両国が緊密に連携し、党外交や議会外交を含め、さまざまなレベル・分野での相互訪問をさらに促進するよう呼びかけました。また、両国間の政治協議や自由貿易協議会といった既存の協力の枠組みを効果的に活用するよう求めました。その上で、双方の強みを生かした産品が互いの市場に入りやすくなるよう、環境整備を進める必要があると述べました。
さらに、金融・銀行や科学技術、国防・安全保障の分野での協力強化を提案したほか、輸送や物流、サプライチェーンの連結を進めることも重要だと指摘しました。フン首相はまた、多国間・地域間のさまざまなフォーラムや枠組みで両国が連携し、経済的な結び付きを一層強めるよう呼びかけました。その上で、ベトナムは東南アジア、チリは中南米への「玄関口」として、互いの経済統合を後押しする役割を果たしていくべきだと強調しました。
一方、チリのペレス外相は、ベトナムはチリにとって東南アジアで最も重要なパートナーの一つだと述べ、包括的パートナーシップをさらに強化したいとの意向を示しました。特に、両国それぞれの強みを生かし、経済、貿易、投資の分野での協力を一層発展させたいとしています。また、農産物貿易や農業、高度な技術を用いた農産物加工、鉱工業、エネルギー転換、科学技術、教育などの分野で、具体的な協力を進める余地は大きいと指摘しました。




