両首相は、これまでの合意を着実に実行し、両国関係を安定した形で発展させる基盤を固めることで一致しました。治安の面でも、緊密に連携していきます。
経済面では、二国間の貿易額を、今後、200億ドルに引き上げることを目指す方針を確認しました。国境に接する省どうしの協力を強め、道路などのインフラや物流の結びつきも進めます。
また、外交関係の樹立から60年となる2027年を、「ベトナム・カンボジア友好年」とし、記念行事を共同で行います。
会談のあと、両首相は、治安や麻薬対策、貿易、文化、教育など、6つの分野の協力文書の交換式に立ち会いました。
9日夕方には、両首相が共同議長を務める企業フォーラムも開かれました。両首相は、世界のサプライチェーンが大きく揺れ動くなか、経済協力を高める重要性を強調しました。席上、レ・ミン・フン首相は、次のように呼びかけました。
(テープ)
「両国政府は、投資や土地、出入国、税関、検疫の手続きを、引き続き見直して簡素化します。政府と企業の対話も、少なくとも年に1回は開き、問題を速やかに解決します。高速道路や鉄道、内陸の水路の整備を優先し、ホーチミン市からプノンペンを結ぶ高速道路の整備を急ぎます。国境の検問所や市場、物流センターも改良し、物の流れにかかる時間と費用を減らします」
一方、フン・マネット首相は、貿易額の目標を実現するための具体的な対策を示し、「交通の回廊」から「経済と生産の回廊」への転換を提案しました。
フォーラムの最後には、両国の間で4件の覚書が交わされました。






