実施期間は8月15日から9月15日までの1か月間で、ベトナムはEC=欧州委員会による「イエローカード」の解除に向け、さまざまな対策を引き続き実施してきました。
今回の強化月間では、操業条件を満たす漁船の100%がVMS=船舶監視システムへの接続を維持し、電子的な漁獲物のトレーサビリティーシステムに情報を申告すること、外国の海域で違反する漁船を新たに発生させないこと、そして、未処理となっている違反案件を完全に処理することが目標とされました。
この強化月間で得られた成果は、農業・環境省が取りまとめ、10月1日までにECへ報告する予定です。これは、ECによる次回の査察に対応するための基礎となります。
農業・環境省のボー・バン・フン副大臣は、次のように強調しました。
【テープ】 
「2026年中にイエローカードを解除するという、最も強い政治的決意があります。そのため、今回の集中月間は、これまでの業務の進捗を検証・点検し、関連書類を整備するうえで重要な機会となっています。私たちは、すでに前向きな成果を上げています。例えば、船舶監視システムの接続切れは前月と比べて50%減少しました。また、入港する漁船の数は2倍に増え、境界線を越えて外国の海域で違反する漁船も大幅に減少し、前年同期と比べて50%以上減りました。」
農業・環境省は現在、カントー市とビンロン省で、漁船の管理・監督による監視、漁獲水産物のトレーサビリティー、入港・出港する漁船の管理状況などを検査する作業部隊を派遣しています。これらはいずれも、欧州委員会がIUU漁業対策として示している勧告に直接関係する内容です。
今回の検査は、各地方が残されている課題や問題点を明確に把握できるようにすることを目的としています。特に、入港・出港する漁船の数の管理や、操業していない漁船の把握・管理が重点となっています。