VOV WorldVOV World
日本・韓国:ベトナムの民族飛躍の時代を共に歩む
26/04/2026 08:00
[VOVWORLD] - 新たな指導体制のもと、「民族飛躍の時代」を宣言したベトナム。その変貌に、包括的な戦略的パートナーである日本と韓国の専門家たちは今、大きな期待を寄せています。
日本・韓国:ベトナムの民族飛躍の時代を共に歩む
ベトナムは2026年の幕開けとともに、第16期国会の初会合で最高指導部の人事刷新を完了しました。これは単なる世代交代ではなく、国家の新たな発展路線を確立する重要な節目です。党の指導のもと、ベトナムは迅速に組織を安定させ、国際社会からの信頼を着実に積み重ねています。 dba_260626_anh_1.jpg アン・キョンファン教授 韓国と日本の専門家はともに、こうした政治的安定こそがベトナムを長期投資における安全な目的地とする「核心的な鍵」だと口を揃えます。また、トー・ラム書記長・国家主席は、制度を「ボトルネック」から「突破口」へと変えるよう繰り返し訴え、管理型から発展創出型への転換を強く求めています。トー・ラム書記長・国家主席の姿勢は韓国のアン・キョンファン教授に歓迎されています。 (テープ) 「トー・ラム書記長・国家主席の断固たるリーダーシップのもと、行政機構の停滞の排除、汚職撲滅の推進、そして成果主義に基づくガバナンスへの移行は、目覚ましい成果として高く評価されます」 近年のベトナムの最も鮮明な変化は、行政機構の大胆な簡素化です。省・市の行政単位数はこれまでの63から34へと削減され、二層制の地方行政モデルへの移行も進められています。伊藤直樹・駐ベトナム日本大使は、こうした行政改革への期待を次のように語っています。 (英語のテープ) 「これらの取り組みにより、中央・地方政府がより効率的に機能し、意思決定のスピードが向上すると確信しています。ベトナムで事業展開する約3000社の日本企業にとって、より良い投資環境が整備されることを期待しています」 DBA 260426 Anh 2.png 伊藤大使 日越関係に目を向けますと、2025年には貿易額が500億ドルを突破しました。しかし両国の絆は数字だけでは語れません。日本のODAで建設されたホーチミン市のメトロ1号線は、2025年に2050万人を超える乗客を運び、何百万もの市民の日常を変えました。「食べられれば十分」という時代から「おいしく食べ、健やかに生きる」時代へ――日本はその転換を、インフラという形で支えてきました。 伊藤大使は、日越協力の将来像について次のように展望を示しました。 (英語のテープ) 「ベトナムの新たな発展の時代は、両国間に多くの新たな協力の方向性をもたらすでしょう。デジタル転換、人工知能、半導体技術、ハイテク農業といった分野に特に大きな期待を寄せています。日本はベトナムが迅速かつ持続可能な発展の道を歩む上で、引き続き共に歩み続けていきます」 一方、韓国との関係も急速に深まっています。国交樹立から30年余り、両国関係は2022年に包括的な戦略的パートナーシップへと格上げされました。ベトナムは韓国にとって第3位の貿易相手国であり、留学生数では第2位、多文化家庭数では第1位という「3・2・1」の関係で結ばれています。 今年2026年は、ベトナムのリー・ロン・トゥオン(李龍祥)王子が朝鮮半島に渡って800周年という節目の年でもあります。そして今月、イ・ジェミョン大統領がベトナムを国賓訪問しました。これは「グローバル中枢国家」構想においてベトナムを最優先の戦略パートナーと位置づける韓国の姿勢を示すものです。 dba_260426_anh_3.jpg イ・ホンベ氏(左) 法律事務所ユルチョンのベトナム代表、イ・ホンベ氏は、韓国企業が注目する分野について次のように語りました。 (テープ) 「ベトナムは2045年に高所得国となることを目標に掲げています。南北縦断高速鉄道や原子力発電所、ハノイ・ホーチミン市の都市鉄道といった国家的巨大インフラプロジェクトへの韓国企業の参画に、大きな期待を寄せています」 4月26日は旧暦3月10日のベトナムの建国の祖「雄王」の命日にあたります。幾千年にわたって培われた自らの力で立ち上がるという精神と、日本と韓国という信頼できる友人の協力のもと、ベトナムが「紅河の奇跡」を実現し、21世紀中葉に先進国の仲間入りを果たすことへの期待は今、かつてなく高まっています。
TAG
VOV/VOVWORLD/