こうした状況を踏まえ、戦略的自主や強靱性、適応力を高め、強い決意を持って行動することが求められています。
実行力を高める
トー・ラム書記長・国家主席の開幕演説を貫くメッセージは、正しい方針は効果的な実行を伴わなければならず、政策決定を具体的な成果と国民が実感できる利益につなげる必要があるということです。
(テープ)
「最も重要なのは、党の指導力を高め、国民の結束を強め、その力を最大限に発揮して、発展目標を実現することです。党組織の整備や党の建設、指導・統治のあり方、幹部、資源、経済・社会発展といった課題は、相互に密接に関連するものとして捉える必要があります。党が正しい方向を示し、政治システムと行政機構が効率的に機能し、人々の潜在力と能力が十分に発揮され、その成果を国民が享受できるようにすることです」
こうした考えに基づき、トー・ラム書記長・国家主席は、総会で重点的に議論すべき4つの課題を示しました。党の自己改革・自己是正能力と国の発展方向を示す力を高めること、指導・統治のあり方を刷新して政治システムの実効性を高めること、幹部人事を改革し、有能な人材を積極的に登用すること、そして優先課題を的確に定め、資源を有効に活用して急速かつ持続可能な発展につなげることです。
こうした考えに基づき、トー・ラム書記長・国家主席は、総会で重点的に議論すべき4つの課題を示しました。第一に、党の自己改革・自己是正能力と、国の発展の方向性を示す力を高めること。第二に、指導・統治のあり方を刷新し、政治システムの実効性を高めること。第三に、幹部人事を改革し、有能な人材を積極的に登用すること。第四に、優先課題を的確に定め、各種資源を効果的に活用して、急速かつ持続可能な発展につなげることです。
また、党の建設と自己是正をより実効性のあるものとし、党組織や幹部、党員の責任を明確にするとともに、国民をよりどころとし、国民の満足度と信頼を尺度とするよう求めました。特に、幹部の評価は実際の成果、とりわけ困難な課題を解決する能力を重視して行う必要があると強調しました。
さらに、人材供給源を広げ、民間部門や在外ベトナム人、専門家、科学者などから高度人材を積極的に登用し、とりわけ科学技術やイノベーションなどの重要分野で人材を確保するよう求めました。
(テープ)
「『国の急速かつ持続可能な発展に向け、重点産業・分野で人材を誘致・登用・育成する国家戦略』案は、国が担うべき戦略的課題と、現在不足している能力を出発点としなければなりません。技術を自らの力で確立し、生産性と自立性を高めるために、人材をどのように育成し、呼び込み、つなげていくのかが問われます」
トー・ラム書記長・国家主席はまた、優先課題を的確に定め、資源を効率的に活用するとともに、制度上のボトルネックを解消し、GDP成長率10%以上の目標達成に向けた原動力を生み出す必要があると強調しました。科学技術、イノベーション、デジタルトランスフォーメーションを生産性向上の原動力とするとともに、技術移転と国内の付加価値向上につながるFDI=外国直接投資を誘致する必要があります。
正しい方針を確かな成果へ
こうした重点課題を踏まえ、トー・ラム書記長・国家主席は、一貫して求められるのは、政策を実行に移し、実際の成果につなげることだと強調しました。
(テープ)
「すでに定めた主要な方針や方向性は、十分かつ整合的に制度化し、効果的に実施しなければなりません。責任は、制度化の質と進捗、そして実施結果と結びつける必要があります。また、決定の段階から必要な人員、権限、資源を確保しなければなりません。それぞれの政策決定には、成果を検証する仕組みを設け、実践を踏まえて修正できるようにする必要があります。何が解決されたのか、どの資源が活用できるようになったのか、国民にどのような利益がもたらされたのか。すべての成果は、実効性を伴うものでなければなりません」
ベトナムが、より高い目標とより大きな課題を掲げる新たな発展段階に入る中、これは目標達成を左右する重要な要件となっています。まさに、政策を「決める」ことから、実際に「成果を生み出す」ことへと転換する考え方です。
求められているのは、新たな政策決定だけではありません。誰が何を担い、どのような責任を負うのかを明確にし、必要な資源を確保したうえで、より断固として行動し、その成果を実際の効果によって検証する新たな仕事の進め方です。党の指導力と国家の統治能力は、最終的には国の発展という成果、社会全体から引き出される力、そして国民一人ひとりが享受する具体的な利益によって示されなければなりません。








