このイベントでは、地域ならではの食文化や観光の魅力を体験できる特別な旅が展開され、ダナンを地域有数の“美食の観光地”として位置づける取り組みとして期待されています。
会場には100を超えるブースが設けられ、地元名物の麺料理「ミークアン」、豚肉のライスペーパー巻き、米麺の「ブン」と魚を発酵させた「マム」を使用した麺料理「ブンマム」、カウモン地区の名物の焼き仔牛、さらに伝統菓子など、地元の代表的な料理が紹介されています。来場者は料理を味わうだけでなく、実際に調理を体験したり、伝統職業に触れたり、料理の実現イベントを楽しんだりすることができます。
このフェスティバルはこのフェスティバルは、中部クアンナム・ダナン地域に受け継がれてきた歴史や文化を広く紹介するため開催されています。ダナン市人民委員会のグエン・ティ・アイン・ティ副委員長は次のように述べました。
(テープ)
「今年のフェスティバルは、単なる毎年恒例のグルメイベントではありません。食を通じて、感情や記憶、そして創造性に富んだ“体験の旅”です。『ダナン・フードツアー2026』は、地元のの食文化を独自の観光商品へと発展させ、ダナンを地域トップクラスの魅力ある美食観光地として確立するための戦略的な一歩として開催されています」

夜になると、会場はさらに盛り上がりを見せます。その中で注目されたのは、音楽や体験型ゲームを組み合わせた「ビアフェスト・ナイト」です。さらに、“五感で楽しむコンサート”をコンセプトにした大型音楽イベントも開催されます。
また、今年初登場となる「ダナンの味を担ぐ」をテーマにしたグルメパレードでは、70を超える屋台が海沿いの通りに並び、地元の屋台文化や街の暮らしを再現します。
この機に、ダナン市文化・スポーツ・観光局はスポンサー企業と連携し、フードツアー参加者と市内宿泊客を対象に、移動料金を1回あたり20%割引するキャンペーンを実施しています。観光地間のアクセス向上と、観光体験の充実を図る狙いです。ダナン市文化・スポーツ・観光局のグエン・ティ・ホアイ・アン副局長は、次のように語りました。
(テープ)
「このイベントは、地域企業との連携を深めるだけでなく、ダナン市人民委員会が進める“食文化を特色ある観光商品として発展させる”方針を具体化するものです。同時に、地元の食文化の価値を広く発信し、観光客の体験をより豊かなものにするとともに、滞在期間の延長にもつなげたいと考えています。」

今年のフェスティバルでは、ダナン市として初めて「デジタル食文化マップ」も公開されました。市民や観光客が、グルメスポットを簡単に検索し、体験できるようになります。
また、ダナン市は、2026年5月から12月まで実施される「ダナン特色グルメツアー2026」も発表しました。このツアーでは、一品一品の料理を単なる“味”としてではなく、地元の暮らしや文化、人々の物語に触れることができます。
今回のフェスティバルは、地域色豊かな観光商品づくりを進めるダナン市の方針を具体化するものであり、競争が激化する観光市場の中で、独自性を打ち出す取り組みとして注目されています。