イスラエル軍はヒズボラに対抗する「行動を取らざるを得ない」と表明しており、イスラエル軍のアドライ報道官はレバノン南部ナバティエの住民に対し、ザフラニ川の北へ避難するよう命じました。

レバノン国営通信(NNA)によりますと、イスラエルはレバノン南部への攻撃を継続しました。一方、ヒズボラは2日未明、ナバティエでイスラエル軍の戦車を攻撃したと発表しました。

在米レバノン大使館によりますと、ヒズボラはイスラエルがベイルートへの攻撃を停止するのと引き換えに、イスラエルへの攻撃を控える方針を確認したといいます。

トランプ米大統領は「すべての攻撃が停止する」としていますが、イスラエルは声明でレバノン南部での作戦を継続すると表明しました。ただ、少なくとも現時点ではベイルート攻撃は行わないとの方針を暗に示しました。

イスラエル当局者によりますと、イスラエルとレバノンは2日に予定されていた協議を終了し、3日も話し合いを続ける見通しです。

現在の協議はイスラエルとヒズボラの交戦が続き、ネタニヤフ政権が情勢をエスカレートさせる脅威が高まる中で行われています。こうした攻撃が米イラン間の協議を頓挫させる恐れも出ています。

トランプ氏がイスラエル軍はベイルートに進軍しないと宣言してから数時間後、ネタニヤフ首相は1日、イスラエル軍は「計画通り」レバノン南部への攻撃を継続すると明らかにしました。会談の内容に詳しい関係者によると、1日に行われた両首脳の電話会談は激しいものとなり、トランプ氏がレバノンでの作戦計画を縮小するようネタニヤフ氏に強く迫る場面もありました。(CNN)