ベトナム北部山岳地帯にあるカオバン省のノンヌオック世界ジオパークは、再認定審査を通過し、ユネスコ=国連教育科学文化機関から2度目の認定を受けました。これにより、同ジオパークはさらに4年間、世界ジオパークの称号を維持することになります。
27日、フランスの首都パリにあるユネスコ本部で、ユネスコはベトナムのカオバン省のノンヌオック・ジオパークを引き続き世界ジオパークとして認定しました。これは、地質遺産、文化、自然の価値を保全・活用し、地元のの生計向上と結び付けてきたカオバン省の絶えまない取り組みを確認したものです。
オンラインで行われた2026年の世界ジオパーク認定証授与式 に出席したカオバン省文化・スポーツ・観光局の副局長、ノン・ティ・トゥエン氏は、今後、遺産の管理・保全および価値の発揮を一層強化し、環境保護と持続可能な発展と結び付けていくとともに、教育・広報活動を推進し、持続可能な観光の発展を図り、地元の社会における利益の調和的な共有を確保していく方針を示しました。
今回の再認定は、カオバン省が観光を基幹産業へと発展させる計画を推進するうえでの好機ともなります。カオバン省文化・スポーツ・観光局のグエン・クオック・チュン局長は次のように述べました。
(テープ)
「2026年から2030年までの期間に、世界ジオパークと連動したグリーンで持続可能な観光商品の多様化、コミュニティ観光、エコツーリズム、リゾート観光の発展に重点を置きます。この目標を実現するため、カオバン省は中央政府による戦略的交通インフラ、とりわけ高速道路や観光地を結ぶ幹線道路への投資支援を期待しています。また、大規模投資家を誘致するための特別な制度・政策の整備、企業や地域社会への優遇資金の提供、さらに国内外に向けたプロモーションの強化を通じて、カオバン観光ブランドの発信力を高めていきたいと考えています。」
ノンヌオック・カオバン世界ジオパークは、2018年4月12日に初めてユネスコに認定されました。これは5億年以上にわたる特異な地質発展の歴史を有する地域の一つです。環境問題や気候変動といった地球規模の課題に直面する中、このような成功モデルは今後もその価値を広く発信し、世界各地にインスピレーションを与えていくことが期待されています。





