「国道9号線国立戦没者墓地」には、かつての抗米救国闘争、および祖国建設・防衛の時期に、国道9号線の戦線やラオス国内で犠牲になったおよそ1万1000人の英雄烈士が眠っています。国道9号線は、クアンチ省ドンハからラオス国境を経て、ラオスのサワンナケート省まで広がる地域で、抗米救国闘争時、非常に重要な激戦地となりました。
一方、「チュオンソン国立戦没者墓地」には、かつての激戦地チュオンソンルートで犠牲になったおよそ1万300人の戦没者が安置されています。チュオンソンルートは、抗米救国闘争時に「ホーチミンルート」とも呼ばれた、軍事的に極めて重要な道路網でした。ベトナム北部から中部、ティグエン地方を経て南東部へとつながっており、チュオンソン山脈沿いには、ラオスやカンボジアへ伸びる分かれ道も数多くありました。現在の「ホーチミンルート」は、この歴史的な道を一部引き継ぐ形で建設されています。




